秋晴れの2019益子陶器市へ♪_暮らしと器の愉しみ
益子陶器市2019年秋レポ。思い立ったが吉日ということで、陶器市最終日へ初めて足を運びました!素敵な出合いがたくさんあった楽しすぎた一日…当日出合えた作家さん達のことや暮らしの中に来た器たちのことを綴ります!
Posted on 2016/10/07
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クラシカ隊が行く!記事の更新が大幅に遅れておりまして、
大変申し訳ございません。。。m(_ _)m
既に昨年の6月の事になりますが、
岐阜県高山市にある「フィン・ユール邸レプリカ」を訪れた際の記事をUPしたいと思います。
梅雨入り前の5月。
まだ新緑の気持ち良い、岐阜県高山へ。
今回は牛尾・滝川のクラシカ隊に、女性建築士の藤田さんを伴って
フィン・ユール自邸のレプリカを訪ねました。
建築家であり家具デザイナーでもある、デンマークのフィン・ユール氏。
本当の彼の自邸はコペンハーゲンにありますが、
今回訪れたのは高山。
ここは日本の家具メーカー「株式会社キタニ」が、
日本での家具のライセンスを持っている縁から
フィン・ユール財団から建築の許可を取り、
デンマーク大使館・東海大学などの協力を得て、
2012年に現地と違わないモジュール、
仕上げ、インテリアとして再現された住まいです。
実は今回ご一緒したBois設計室の藤田さんは、
その前年に本物のフィン・ユール邸を視察されています。
なんとも羨ましい体験!!!
クラシカ隊としては、レプリカであっても見学してみたい!
という事で、実現した今回の旅。
【冬の長い北欧での暮らしを楽しむ住まい】
玄関を入ってすぐ、目の前に大きなガラス窓!
明るい日射しと室内のグリーン。
そして挿し色のブルーが素敵な造り付けのソファ。
サンルームのような空間は、長い冬を愉しむ空間。
なんて贅沢な空間でしょう。
最初からテンションが上がりまくりです笑。
窓とカーテンの使い方も素敵♪
屋根なりの勾配天井は落ち着いた、たまご色。
少し低めの天井が柔らかい印象を与えます。
照明の使い方も参考になりました。
置き家具は全てフィン・ユールの作品。
彼の目指した家具は「彫刻のような家具」だったそうです。
ディティールの美しい造り。。。
ため息が出ますね。
キッチンは独立型。
背面にコンロがありました。
シンク前の窓は憧れますよね。
キッチンの引出しの面材もRが取られ、
少しレトロで愛らしく。
ダイニングの天井は大胆な赤でした!
落ち着いたレッドは、日本の住まいでも使えそう。
廊下の造り付けの独り掛けソファ。
日本人に馴染みやすいスケール感が、落ち着きとホールド感を生み出し、
自分の家にこんなコージーなコーナーがあったら、
一日中、ぼ〜っとしていそうな、、、
お気に入りの場所になりそうです。
↓ベッドルーム
↓バスルームの天井にも挿し色!
バスタブに浸かりながら、上を見上げてわくわくする。。。
ここフィン・ユール自邸のレプリカは、会員になると宿泊も出来るそう。
出来ればここで食事を造り、
日々の暮らしを体験しながら、空間を堪能してみたいなぁと、
妄想をふくらませたのですが、
平屋の住まいは、
全体が家具のような、
丁寧な造りの空間。
奇をてらったような仕掛けはありませんが、
72年前の設計とは思えず、
現代でも充分に通用する、
心地よい愛される空間でした。
暮らしと家®の私たちが目指す住まい。
それを具現化してくれたような、フィン・ユール自邸。
いつか本物を体験する旅もしてみたい。。。
そんな想いを抱きながら、高山を後にしました。
株式会社キタニさんのHPはこちらから(別サイトに飛びます)
フィン・ユール自邸(レプリカ)の見学は4月から11月まで。
予約制です。
(文責:滝川)