フィン・ユール自邸を訪ねて

Posted on 2016/10/07

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クラシカ隊が行く!記事の更新が大幅に遅れておりまして、 大変申し訳ございません。。。m(_ _)m 既に昨年の6月の事になりますが、 岐阜県高山市にある「フィン・ユール邸レプリカ」を訪れた際の記事をUPしたいと思います。 […]


クラシカ隊が行く!記事の更新が大幅に遅れておりまして、

大変申し訳ございません。。。m(_ _)m

既に昨年の6月の事になりますが、

岐阜県高山市にある「フィン・ユール邸レプリカ」を訪れた際の記事をUPしたいと思います。

 

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梅雨入り前の5月。

まだ新緑の気持ち良い、岐阜県高山へ。

今回は牛尾・滝川のクラシカ隊に、女性建築士の藤田さんを伴って

フィン・ユール自邸のレプリカを訪ねました。

建築家であり家具デザイナーでもある、デンマークのフィン・ユール氏。

本当の彼の自邸はコペンハーゲンにありますが、

今回訪れたのは高山。

ここは日本の家具メーカー「株式会社キタニ」が、

日本での家具のライセンスを持っている縁から

フィン・ユール財団から建築の許可を取り、

デンマーク大使館・東海大学などの協力を得て、

2012年に現地と違わないモジュール、

仕上げ、インテリアとして再現された住まいです。

実は今回ご一緒したBois設計室の藤田さんは、

その前年に本物のフィン・ユール邸を視察されています。

なんとも羨ましい体験!!!

クラシカ隊としては、レプリカであっても見学してみたい!

という事で、実現した今回の旅。

 

【冬の長い北欧での暮らしを楽しむ住まい】

 

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玄関を入ってすぐ、目の前に大きなガラス窓!

明るい日射しと室内のグリーン。

そして挿し色のブルーが素敵な造り付けのソファ。

サンルームのような空間は、長い冬を愉しむ空間。

なんて贅沢な空間でしょう。

最初からテンションが上がりまくりです笑。

 

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窓とカーテンの使い方も素敵♪

屋根なりの勾配天井は落ち着いた、たまご色。

少し低めの天井が柔らかい印象を与えます。

照明の使い方も参考になりました。

 

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置き家具は全てフィン・ユールの作品。

彼の目指した家具は「彫刻のような家具」だったそうです。

 

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ディティールの美しい造り。。。

ため息が出ますね。

 

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キッチンは独立型。

背面にコンロがありました。

シンク前の窓は憧れますよね。

 

 

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キッチンの引出しの面材もRが取られ、

少しレトロで愛らしく。

 

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ダイニングの天井は大胆な赤でした!

落ち着いたレッドは、日本の住まいでも使えそう。

 

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廊下の造り付けの独り掛けソファ。

日本人に馴染みやすいスケール感が、落ち着きとホールド感を生み出し、

自分の家にこんなコージーなコーナーがあったら、

一日中、ぼ〜っとしていそうな、、、

お気に入りの場所になりそうです。

 ↓ベッドルーム

 

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↓バスルームの天井にも挿し色!

バスタブに浸かりながら、上を見上げてわくわくする。。。

 

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ここフィン・ユール自邸のレプリカは、会員になると宿泊も出来るそう。

出来ればここで食事を造り、

日々の暮らしを体験しながら、空間を堪能してみたいなぁと、

妄想をふくらませたのですが、

平屋の住まいは、

全体が家具のような、

丁寧な造りの空間。

 

奇をてらったような仕掛けはありませんが、

72年前の設計とは思えず、

現代でも充分に通用する、

心地よい愛される空間でした。

 

暮らしと家®の私たちが目指す住まい。

それを具現化してくれたような、フィン・ユール自邸。

いつか本物を体験する旅もしてみたい。。。

そんな想いを抱きながら、高山を後にしました。

 

株式会社キタニさんのHPはこちらから(別サイトに飛びます)

フィン・ユール自邸(レプリカ)の見学は4月から11月まで。

予約制です。

 

(文責:滝川)