水廻のあれこれ

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水廻りの計画

○できるだけ、集中して設ける。
(ヘッダー式という、後々の交換がラクな配管設備を利用できると良いです)
○配管を短くなるよう計画するのはもとより,上下階での排水音が気にならないような位置に。
○長く使えば、メンテナンスが必要です。メンテナンスの考慮も。
○海外の水栓など、一部日本の水道管の径と合わないものもあります。
使用する場合は、口径をあらかじめ変更してもらう必要もあるので、
設計者と事前に話をしておくと良いです。

キッチン

食は大切な行為です。
毎日使用する場所ですから、機能的かつ楽しく使用できるようにしたいものです。
どんな使い方をしたいのか、設計者とよく相談しましょう。
動線の考えられたキッチンでは、お料理も楽しくなります。
システムキッチン・オーダーキッチン、金額も様々ですが、
コストを下げるためのオーダーキッチンもありますので、諦めずに希望を伝えてみてください。

プランとしては、
アイランド型/I型/L型などがあります。

天板もステンレス・人造大理石・石・タイル・木など
かなりバリエーションがあり、お手入れのしやすさ、耐久性も含め
インテリアと合わせて考えたいものです。

浴室

ユニットバス、在来浴室(防水処理をしたうえで、仕上げをする)に
大別されます。
ここでは、メリット・デメリットを。
ユニットバス
メリット:防水性/お手入れのしやすさ/多機能(ミストサウナ、洗濯乾燥など)/工期の短縮
デメリット:デザイン性/コスト
在来浴室
メリット:デザインの多様性/使い手に合わせたカスタマイズ
デメリット:工期/防水性(2階以上では、ハーフユニット・防水パンなどが必要)/タイル使用の場合のメンテなど

洗面

既成品のものから、家具工事まで、様々なバリエーションがあります。
最近はカウンターと洗面ボウルが一体型になっているものも多く、
洗面ボウルとカウンターの取り合いが、シームレスでお手入れがし易いというメリットもあります。
ご家族の多い暮らしでは、ツインボウルも大変便利です。
また、洗濯機近くに洗濯用のスロップシンクがあると、お子さんの上履き・運動靴なども
腰をかがめず洗う事ができ、便利です。

ゲストも使用する場所は、インテリア重視で家具工事。
朝シャン・洗濯兼用には機能重視で既成品。
こんな使い分けも必要です。

トイレ

日本のトイレは、世界のセレブからも評価されている事、ご存じですか?
それは・・・ウォシュレット!!!
日本独自の製品だそうです。
最近は、あまりに多機能になり過ぎているきらいもありますが、
慣れてしまうと便利でもあります。

便器はカラーも豊富ですが、日々の暮らしの中で
健康チェックをするためにも、淡い色のものをお勧めします。

また、間取りの中にトイレは1か所で良いのか、
2か所必要か、男の子が多いお宅では小便器が便利なこともあります。