間取の工夫

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間取りの良い家は暮らしやすい家

ただ部屋を並べただけが間取りではありません。

☑ 毎日の生活動線
☑ 家族との関係
☑ ライフスタイル
☑ 空間デザイン
☑ インテリアデザイン
☑ 構造の安全性
☑ 予算

このように、色んな要素を包括して、間取りプランニングが完成します。

住まい手のあなたが間取りを考えるときに大切にすべきこと

「 家に対しての希望 」
「 自分自身の暮らし 」
を建築士に伝えること。

そして、提示される間取りに対して
あなたの暮らし目線で、シミュレーションをすること。

生活動線のチェック

☑ キッチンの隣に洗濯機があるといい
☑ 食品庫が欲しい
☑ 玄関土間に続くシューズインクローゼットが欲しい

「こんな風なら使いやすいだろうな~」という間取りの細部を考えつくり込み
そこを大きなゾーニングに活かしてプランニングを組み立てるアプローチ方法があります。
「使い勝手」を大切にしながら間取りを組立てていくと、結果住みやすさにつながります。

家族との関係・ライフスタイル

家づくりをするその時の家族の状態ではなく、5年後、10年後の家族の姿もイメージングしましょう。
子供室のつくり方、水廻りと居住空間との繋がり、、家族の在り方が間取り、空間へと繋がっていきます。

空間デザイン・インテリアデザイン

間取りの使い勝手だけに拘ってしまうと、空間的なデザインや、インテリアデザイン的な目線が欠けがちになります。
「こんなデザインが好き」というあなたの好みを建築士に伝え、それを叶えてもらうようにしましょう。
インテリア雑誌の切り抜きなどを集めたノートをつくっておくといいかもしれません。
間取りプランニングと空間デザインは密接な関係なモノ。建築士との家づくりならではの楽しみを共有してみてください。

構造と間取り

狭い間口の敷地に建てる3階建の家のビルトインガレージ。
大開口のリビング。
木の梁を現わした古民家を思わせるような空間。

理想の間取りを叶えるためにふさわしい構造、構法があります。

木造在来構法、伝統構法、SE構法、鉄骨造など、様々な構造があり、
その特性によって間取りの取り方に制約が出ることもあります。
構造によっての間取りへの制約は、特に施主にとって、分かりにくいところ。
ある特定の構法にこだわることがなければ、自由な発想で間取りを考え、
それ実現できる構造をアドバイスしてもらうといいでしょう。

予算と間取り

シンプルにつくる
真四角い総2階、上下階の壁が揃っている間取りは、構造的にも強くコスト面でも有利です。
スケルトンインフィルの間取りって?
また、「スケルトンインフィル」広いワンルーム形式の部屋をつくり、
その時の家族の状況に応じた間仕切りをしていく間取りの考え方もあります。
間仕切り壁やドアを作らないので造作部分のコスト面で有利になる場合がありますが、
広い空間をとるための構造体の費用は割高になる可能性があります。
将来を見据えて、どんなつくり方がいいのか、建築士と相談して決めていきましょう。