旅の記憶は人生の宝もの♪_南仏旅の〆をドイツビールで乾杯!_南仏旅行記Vol.16

Posted on 2019/09/15

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2018年初夏に旅した南仏。1年以上にわたり連載してきた旅行記もこの記事が最後です!最終日、マルセイユ空港~フランクフルト空港~帰国までの出来事と、旅の記憶…エピローグを綴ります。



2018年初夏に旅した南仏。
 前回 から続き、
今回は旅のエピローグです。

まずは、最終日…
マルセイユ空港~フランクフルト空港~帰国までを綴ります。

まだ夜の明けない早朝5時過ぎに、マルセイユ空港に到着。
( ユニテ・ダビタシオンのからはタクシーで30分ほど )
7時5分発フランクフルト行を待ちました。

マルセイユ空港は新しくコンパクトな印象。
チェックインして、開いているお店で南仏最後のお買い物。
売店では以外とお土産が充実していて、
アロマオイルやシアバター入ハンドクリーム等を購入。
( お土産に喜ばれました♪ )

↓ 空港の窓辺。

 

だんだんと明るくなり、一日が始まる活気を感じます。

マルセイユは物騒だと聞かされていましたが、
駅も空港も私たちが歩いた街中も、
そんな空気感はあまり感じられませんでした。
( 一日しか滞在していないし場所も限られますが… )

飛行機に乗り込むチェックインカウンターでも、
職員さんが「ボンボヤージュ!」と、
実に晴れやかな笑顔で見送ってくれたお蔭もあり、
本当に素敵な南仏の印象を残せました。

1時間半強のフライトでフランクフルト空港到着。
乗り継ぎの飛行機は、12:10発。
約3時間をフランクフルト空港で過ごします。

↓ フランクフルト空港売店の雑誌コーナー。



インテリアやガーデン雑誌を買い込んで帰るのも、私たちの旅の恒例。

今はピンタレストやInstagramで
素敵な海外の景をたくさん見られますが、
やっぱり紙面に載っている素敵な写真の誘惑は捨て難く、
自分たちの設計アイディアの抽斗に仕舞うため、
残りの小銭をはたいてついつい連れて帰ってきてしまいます。

あと…フランクフルト空港では、
どうしてもしたいことがありました!

それは、本場ドイツビールを呑むこと!!

↓ 雰囲気のよいパブを見つけたので…



朝っぱらからですが…(^-^;
乾杯することに!!♪!!

↓ このやる気具合…(笑)



旅を無事に過ごせたことを感謝して乾杯!!

このビールの美味しかったことったらありません。。
一杯では飽き足らず結局色んな味を試したという…(笑)

↓ ドイツソーセージやジャケットポテトも美味でした♡



旅の最後…特に乗り継ぎ時間待ちというのは、ぐったりしがちです。

けれど…食べて呑んで笑って、
この旅の最後の最後まで楽しみ尽くす。。
食いしん坊で呑み助さんで、
建築・インテリア・庭や雑貨好き!

最高の旅の相棒に感謝です(^^)v

そうそう!
出国手続きのエピソード。

窓口のお兄さんが日本好きで、
此処での挨拶をどんな風に言ったら喜ばれるか?と聞かれました。

覚えたいから日本語で教えて!と云われ、
少し考えてから、
「 良い旅を♪ 」と、
「 お気をつけて♪ 」を、教えました。

空いていたせいもあり、何度も繰り返し…
スペルまでメモられました(笑)

その彼いわく、
ボクは日本にはまた絶対に旅したいから、
あなたも今度はドイツを旅してみてね!と笑顔。

しかめっ面の対応でも仕方がない場所でのこんなふれあい…
フランクフルト空港も私達にとっても好印象を残しました。

別々に通路側座席をとっているので、
飛行機の中では、ひとり時間を過ごすことになります。

↓ 機内食。



この時、機内食をいただきながら、
撮りためた写真を見返していたら、
シャンブルドットのノオトに記した写真が出てきました。



私達以外の方たちが書き残したメッセージも、
分かる!分かる~!!と、
膝をうつものばかりだったのを思い出しました。

そう…

人は何で旅をするのだろう?と、
想いを巡らせてみた記憶が蘇ってきます。

日常も愛おしいけれども、
旅でしか得られない時間が確かにあるからでしょうか。

↓ コートダジュールのフォトコラージュ♪



個人旅行…団体旅行…
旅のスタイルにもよりますが、
旅に出ている間は、日常や仕事を離れ、
シンプルに ’旅と自分’ だけに、
向き合う時間が得られると感じます。

私は、そんなギュッとした…
濃密な旅時間が大好きです!

↓ プロヴァンスでのフォトコラージュ♪



この旅行記のプロローグでも書きましたが、
大人になった今だからこそ、
叶う旅があるのだと思います。

自分で自由を選べる。

そして、

非日常の旅をすることで、
更に 日常 への愛おしさが増し、
日々を生きる活力に繋がる。。

そう…イチバン最後に残るのは、
記憶だから…

モノを残すこと…
モノで自分を満たすこと…より、
経験することで自分を満たす時間がきっと大切な筈♪



旅を終えて1年以上経ちますが、
この南仏旅のこと…
出来事だったりその時その場所の空気感だったりを、
ふっと思い返すことがあります。

過ぎてしまったその時には2度と戻れないけれど、
確かに自分は、その時その場所に存在していた。。

其処で感じたこと得たことが、
今の自分をカタチづくっている。

そう思うと、
旅の記憶は人生の素敵な宝物です。

その記憶を辿る道標が、
この旅行記となりました。

- さぁ!次は何処へ行こう?

そんな空想を膨らませることから、
次の旅は始まりますね。

この旅をさせてくれた周りの方々…
旅で出合えた方々に、心から感謝。

そして、約1年にわたり、
私達の旅の記録を読んでくださり、
本当にありがとうございました!!!

次の旅を夢見て♪

( 文責:牛尾出美 )