旅も最終日♪マルセイユのユニテ・ダビデシオン見学_南仏旅行記Vol.15

Posted on 2019/07/20

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マルセイユでのユニテ・ダビデシオン。フランス観光局が主催する見学ツアーの様子をメゾネットのお部屋見学などと共に
前回に引き続きお伝えします。

前回まではこちら

マルセイユでのユニテ・ダビデシオンの見学の後半になります。

 

 

今回の旅の最終目的、コルビュジェ設計、ユニテ・ダビデシオン見学。

時間になり、事前にネットで申し込みしたチケットを手に、

いそいそと集合場所に。。。

かなり大勢の方がいらっしゃり、私たちを除く人々は、ほぼほぼフランス人???

私たちは英語ガイドを申し込みしていたので、一抹の不安が。。。

 

 

ガイドの方がいらしてフランス語で話しかけられたので、

チケットを見せながら英語ツアーを申し込んだ旨を伝えたのですが、、、、

今日はフランス語ツアーだとキッパリ。

 

どうやら他の見学者の方に英語で説明できるか、聞いてくれているみたいですが、

嘘か誠か、英語の話せる方はいないようで、、、

ですので、ガイドツアーでしたが内容は全くわかりませんでした٩(`ȏ´)۶

 

宿泊者は無料で屋上の鍵を借りられるようなので、

自由に見学した方が良かったかも、、、とも思ったのですが、

保存されているメゾネットのお部屋の見学ができたので、

やはり参加したかいはありました。笑

そんな訳で今回のレポートには、当日の説明は反映されておりません。m(_ _)m

 

 

この集合住宅は1952年竣工の18階建のRC造。

メゾネット形式の建物の中に、337戸の住宅(当時)と保育園、

ホール、コミュニティスペースなどが設計されていました。

現在はオフィス、保育園、郵便局、売店、ホテルなどが入っており、

現在も居住者の方々がいらっしゃいます。

1Fにはコンクリートの柱に支えられたピロティを設け、

3階にはコルビュジェが『街路』と呼んだ幅広の廊下があり、書店などが面しています。

ぐるっと外観の見学を済ませ、内部に。

見学用のメゾネットタイプの住戸に入ります。

 

2007年に日本の森美術館でコルビュジェ展が開催されていましたが、

その時にこのメゾネットタイプの住戸の実物大模型が展示されていました。

そのヒューマンスケールを体感した感動を、今度は本物で再体験できる幸せ。

開口部の外側がリアル景色のせいか、あの時体感したよりも天井高さを感じます。

↓ 吹抜け部分

 

 

吹抜けの反対側 ↓

 

 

↓ 2階部分個室入り口

 

 

内部には資料として建設時の写真や図面などがありました。

メゾネットの断面はこのようになっています。↓

 

 

↓ 2階平面図(小さくてすみません)

 

 

資料の中に当時の居住者の写真があり、私たちはこの写真に釘付けに!

 

 

バルコニーで子供を見ながらマッタリするママンと、小さな子供たちとニャンコ。

靴文化の西洋で、室内でも土足だとしたらバルコニーは外ではなく、

内とも言える空間。

バルコニーと一体化した空間でのびのび暮らす様は、

コルビーの考える近代生活をそのまま具現化していて、素敵!

きっと設計者冥利に尽きたのでは、、、、と勝手に想いを巡らせました。

 

こちらのキッチンはファミリーを想定しているので、

私たちが宿泊している部屋よりも広く、より使いやすそう。

U字型のキッチンはリンングとキッチンを隔てるための家具で仕切られ、

料理をサーヴする際の小窓からキッチンを覗くとシンク側が見えます。

 

 

同じ時代の日本の洋館などでは、

まだキッチンは独立した『料理部屋』のような位置付けだったことを考えると、

今では当たり前のような、この間取りの考え方も画期的だったようです。

 

 

室内見学後は屋上へ。

屋上にある階段は上がる事ができなかったことと、

写真で見るプールが無かった?工事中だった?のか、

ここは当日の説明が理解できなかったため、私たちもよくわかりません。。。

 

 

最後は3階の街路へ出てツアーは終了。

ここには書店(主に建築系)や売店などもありました。

 

 

リルから移動してマルセイユまで。

長い1日が終わろうとしています。

旅も終わり。

マルセイユの港も観て見たかったなぁと、想いを残しつつ

最後の晩は街で見つけたデリカテッセンで購入したモノで乾杯を。

 

 

アクシデントは多々あれど、毎回ラッキーな事や人に恵まれ、事故もなく過ごせた事、

気持ちよく見送ってくれた家族、出会った人々に感謝した時間。

 

明朝タクシーが来るのか、、、ドキドキしながらの就寝でした。

(日本と違い、フランス人はキッチリしていないと。フランス人に心配されたので笑)

 

まだ暗い早朝、チェックアウトは指示通りに同じフロアの集合ポストに部屋の鍵を入れ、、、

 

 

無事、まだ明けぬ早朝のマルセイユ空港に到着し、日本に戻る日がやってきました!

 

 

昨年の6月の旅行記を約1年にわたり、引っ張ってしまいましたが、、、

こうやってお伝えできる機会を持てたこと、有難い限りです。

この旅行記も次回のエピローグで終わり。。。

次はどこに行こうかなぁ。

また旅欲がむくむく湧いています。

(文責:滝川良子)