3. 備える暮らしの工夫


災害時に備える暮らしをするのに、トクベツな事をしないといけないの?

安全に避難出来る事、ライフラインが止まった時に数日しのぐ事が出来る事。

普段の生活で、普通の設計で、取り込めそうな事をお伝えします。

☑備蓄しよう!

・ある程度の食料の確保を

→設計時にパントリーを設ける事で、非常時の食料備蓄が可能に。

→大きなパントリーでなくても大丈夫!畳1帖分、半畳分でも棚の工夫で充分な量を保存できます。

→シューズインクロークも水のペットボトルや、非常用袋を設置するのにも役立ちます。

→買い置きの食料品を備蓄という視点で購入してみる。

→カンパンなどは、賞味期限切れを食べるのもシンドイ、、、

→ならば、食べやすい缶詰(調理済み、パンの缶詰など)、温めなくて良いレトルト食品など、普段食べる事の出来るものを意識的に購入する。

☑住まいを凶器にしない!

・逃げ道の確保を

→造り付け家具のススメ

→吊り戸棚など、開き戸には地震時に物が飛び出さないよう、耐震ラッチを。

→家具は固定する(固定グッズや、アングル金物で壁に固定)

→高い場所には、あまりモノを置かない、または軽いモノにする。

→扉類のガラスにはフィルムを張る

・火災を防ぐ

→地震時に電気が復旧した際の漏電などによる火災予防に、感震ブレーカーの設置を

→新たなブレーカーを設置出来ない場合、後付けで取り付ける感震ブレーカーもあります

☑停電に備えたい

 

夜間の停電に備えましょう。

→停電時に非常灯となる、常夜灯の設置。取り外して懐中電灯として使用できる物もあります。

→蓄光テープを貼っておく。階段や段差のある箇所に。

→蓄光タイルを貼る。モザイクタイルに混ぜて使用すれば、自然な感じで使用できます。

→予め、ブレーカーを予備電源に切り替えられるようにしておく。

→太陽光発電を搭載している場合は、非常時に売電から自己利用に切り替えできるようにしておく。

・発電機を準備しておく

高価なものから、家庭用ガスボンベで利用できるものまで様々。

一般的に発電機は外部で使用するものです。その為の準備として。。。

→非常用コンセントの設置。外部の発電機と繋ぎ利用します。寒冷地などでの利用が考えられます。