秋晴れの2019益子陶器市へ♪_暮らしと器の愉しみ
益子陶器市2019年秋レポ。思い立ったが吉日ということで、陶器市最終日へ初めて足を運びました!素敵な出合いがたくさんあった楽しすぎた一日…当日出合えた作家さん達のことや暮らしの中に来た器たちのことを綴ります!
Posted on 2018/12/15
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静かな住宅街で海側はリゾート地という立地のようでした。
暮らすような旅、二日目は近隣のマントンに行ってみることにしました。
今回は素敵なマルシェと蚤の市の様子をお伝え致します!
暮らしと家®南仏旅行記Vol.4
前回 からの続きになります!!
( ↑ 旅行記Vol.3へリンク )
今回宿泊した、カップマルタンのairbnbは駅から徒歩8分程のところにありました。
カップマルタンはフランスの南東の海辺の街。
今回の旅の目的でもある、コルビュジエの設計した休暇小屋の最寄り駅になります。
ホテルに宿泊し、レストランで美味しい食事をいただく事も旅の楽しみですが、
旅先の地域の住まいを垣間見るような、暮らすような旅が私たちは好きです。
キッチンの付いたairbnbを選んだ理由もその一つ。
崖を背負ったカップマルタンは隣接地にモナコ、エズ、マントンなどの観光地があるためか、
静かな住宅街で海側はリゾート地という立地のようでした。
旅の二日目は午後から建築見学を控えていたため、
午前中にマントンに行ってみることに♪
車移動はラクですが、旅の荷物を置いて身軽になったら列車移動もまた楽しく。
細かいコトは決めないでふらっと行けるのも自由な旅ならでは。
ホームの券売機の使い方に右往左往しながらマントンに向かいます。
日本ほど時間通りに物事が進む国はきっとないのでしょう。
googleも、駅の時刻表も全くアテにならない時間に列車が到着(笑。
それでも慌てずに待っていられたのは、今日もここカップマルタンに宿泊するという余裕があるから。
カップマルタンからマントンまでは2駅!!!
すぐにマントンに到着です。
ここマントンはイタリアとの国境の街♪
もう、すぐそこがイタリアだなんて!!!
心なしか人々がおおらかなイタリア人に見えます。
ここマントンでは「マルシェ」と街歩きを楽しみたいなぁと、思っていました。
地中海気候の空気に包まれ、旧市街をぶらぶらしながら、
私たちはこの街がとても好きになってしまいました!
旧市街を堪能し、地図を眺めながら二人で海を目指します。
駅は高台にあり、旧市街までは下りの道。
街を歩いていると、
目の前に拡がる真っ青な海!!!
眩しい地中海の青さに、感嘆の声を上げながら砂浜まで降りてみます。
シャワーを浴びるオジサマが、何とも絵になってしまう街。
海って世界中繋がっていて、この地中海も辿っていけば
私たちが昨日旅だった日本にたどり着く、、、
不思議だなぁなどと思いながら、キラキラする海を眺めていました。
しばし海を眺めながら砂浜をマルシェ方面に歩きます。
ほどなくしてマルシェ到着。
場外にも野菜やお花の市が立ち気持ちが逸りますが、
ふと前を見るとジャンコクトー美術館近くの広場で蚤の市が行われていました!
こ、こちらも気になる。。。
食材を持って蚤の市を回るのは厳しそうなので、先に蚤の市を眺める事に。
蚤の市はアンティークの市ではなく、ブロカントの市。
ここでブロカントとは。
フランス語で「古道具・古道具市」を指すそうです。
語源は「美しいガラクタ」!!!なんて素敵な響きなんでしょう(笑。
アンティークは骨董と呼びますが、
ブロカントは、もっと身近な人々の暮らしと共に過ごした道具たち。
特別、何かを探していた訳ではないですが、蚤の市を流していたら出会ってしまいました。。。
旅のお土産は一期一会。
後で買おうと思ったら、それが最後で出会えなかった、、、なんて事も多々あり。(><)
今回、迷いに迷って購入したモノ。
ガラスの素敵な小物入れ。
まずは金額を聞いてみて。
ケースから出してもらって眺めます。
ちょっと迷ったので、お礼を言って他のものを物色。
でも気になり始めたら、また同じお店に戻り何度も眺めてしまいます。
日本でいうフリーマーケット的な中で、そのブースの方はプロのようでした。
何度も戻って眺める私たちを見て、女店主が2つ一緒なら、
もう少し値段を下げてくれるとケースから二つ出して説明してくれました。
たぶんお互い買うと決めていたのだと思います。
いいひさんと「どうする?」と一応相談(笑。
えいっと自分への旅のお土産を手に入れました。
物欲を満たしたところで、いざお目当のマルシェへ!
場外では野菜類が多く、場内はお肉・魚・加工品などが並んでいます。
ぐるりと回り、気になるモノをピックアップ。
これからの食事の回数などを話し合いながら、食材を購入していきます。
フランスやイタリアでは、お肉も野菜もたいてい「キロいくら」という
量り売りが一般的なようです。
これはマルシェだけでなく、スーパーでも同じ。
対面なので希望を伝え、量ってもらいお会計。
私たち、自慢じゃないですがフランス語は全くわかりません。。。。
実は英語もカタコト(^_^;)
ある程度ヒアリングは出来る、、、のをいい事に
毎回個人旅行をしております。。。
モットベンキョウシヨウヨ。←自分。
マルシェの店員さんは英語が堪能な方、カタコトの方、イタリア語の方、
様々でしたが皆さんフレンドリーでした。
対面量り売りは、頼んだものの量と金額が正しいかキチンと確認する必要があるので、
コミュニケーションが必要で、日本のスーパーでの買い物に慣れてしまうと
少し面倒な所もありますが、一部筆談(というかイラスト談)を加えての交流は楽しく、
こちらも欲しいものを伝え購入する事ができました。
場外では可愛いお婆ちゃんが野菜を売っていましたが、私たちが観光客と思ったからか
量り売りの金額が法外で!
金額が違うと抗議するとアッサリ本当の売値に戻ったり、、、
そんなやりとりもまた楽しかったのです。
それにしても酪農王国?
ヨーロッパに行くと乳製品や小麦類の安さに驚きます。
エシレのバターが!
2.2ユーロ!(約320円位)
思わず写真を撮らせてもらってしまいました(笑)
お肉やチーズ、野菜、果物、パン、お惣菜、、、etc
全部食べきれるのかなぁ。。。という量を購入(完食)。
↓ この日のランチ♪
このマルシェで、、、、
私たちが購入した中で、この旅の間中大活躍してくれたもの!
・生のディル(笑)
・タプナード(オリーブをすりつぶした南仏名物)
この2つは、宿泊先を変えても行動を共にし、
旅の食事を彩ってくれていました。
次回 更新はこの旅のキッカケにもなった、
コルビジュエの休暇小屋見学の様子です。
年の瀬12/29更新予定ですが読んでくださると嬉しいです。
お楽しみに♪
(文責:滝川良子)