秋晴れの2019益子陶器市へ♪_暮らしと器の愉しみ
益子陶器市2019年秋レポ。思い立ったが吉日ということで、陶器市最終日へ初めて足を運びました!素敵な出合いがたくさんあった楽しすぎた一日…当日出合えた作家さん達のことや暮らしの中に来た器たちのことを綴ります!
Posted on 2019/01/26
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次の記事:豊かに暮らす、フランスの小さな町のシャンブルドットのこと_南仏旅行記Vol.8 を読む »プロヴァンスへの移動日に、なんと鉄道ストライキに遭遇。旅にトラブルはつきものですが、なにかと幸運側に恵まれた一日。ニースではマティス美術館にも行け、南仏旅コートダジュール編が無事に終了。ニース市内のUBER利用のこと、ニース駅での荷物預かり所情報なども、旅の備忘録的に記しました。
前回 からつづき。
暮らしと家®南仏旅行記Vol.7です!
この旅の大きな目的だった。
カップマルタンの建築群ツアーも終えた午後。
心を満たす感動を抱きつつも、
心配なことがありました。。
それは、翌日…
移動日の鉄道ストライキのこと!
ロクブリュヌ・カップ・マルタンのあるコートダジュールから、
次の滞在地…プロヴァンスの小さな街、リル・シュル・ラ・ソルグまで。
のんびり鉄道旅の予定でしたが、
なぁ~んと!その日はストライキ!!
しかも、ストライキ当日の電車の運行は、
前日の夕方5時にならないと分からないとの情報を、
初日ガイドのステファニーさんから得ていました。
なので、それまでは何も出来ないこともあり、
気を揉まずに過ごしていましたが、
夕方になってから、そわそわ。。
教わったフランス国鉄のアプリで、運行状況をチェック。
↓ こちらです。
どうやら、私達が乗る予定だったパリ行のTGV(高速列車)は運行!!
ヨカッタ!!と、胸をなでおろすも、
アヴィニョンからの乗り継ぎ電車TER(在来線)がストライキで運休。
車で30分ほどだったのですが、
ストライキだと、タクシーもつかまらないと聞いていて、
急遽、プロヴァンスでの宿泊先のオーナーさんへ連絡。
プロヴァンス前半は、
日本人とフランス人カップルが営む、
シャンブル・ドット(B&Bのようなところ)に宿泊。
アヴィニョン駅から宿泊先まで、車での送迎をお願いしました。
急だったにも関わらず、快く引き受けてくださり、安堵。。
ストライキの日に向かうところが、
日本語が通じるところで、
本当に良かった!!と、つくづく、その幸運に感謝。。
やっと、カップマルタンでの最後の夜を愉しめます!!
↓ 夕食は、午前中、マントンのマルシェで買った食材で♪
メニュー♪
ホワイトアスパラガス、チコリとタプナードの前菜
モッツアレラチーズとドライトマトとバジルのロール巻
ビーフステーキ+ズッキーニのフライ添え
ラビオリ
泡ワインとロゼワイン
翌日の移動のことで、慌ただしくしてしまい、
遅くなってしまったのですが、やっぱりテラスへ。
陽が沈むまで、おしゃべりしながら、
テラスでの晩餐を楽しみました。
とっぷりと暮れてしまった後も、
室内でワインを呑んでいたら、
表でパンパーンと激しい音と歓声がします。。
テラスに出てみると、モナコ方向に花火が!!
写真では、あまりきれいに撮れていませんが、
花火は華やかで、豊かさを感じさせるもので…
このカップ・マルタンでの夜を彩ってくれました♪
本当に、いうことナシ!
文句つけようのない旅の前半が終了。
ぐっすり眠って目覚めると、
翌朝も晴れ!
朝食をしっかりと食べて、
余った食材でサンドイッチを作り、
部屋を整えて、チェックアウト。
↓ カップ・マルタン駅のホームにて。
集合住宅のテラスにも日除けのシェード。
夏の眩しさが想像できます。
いつか、また訪ねたい…
そう思えたロクブリュヌ・カップ・マルタン!
ありがとう!! À bientôt またね♪
カップマルタンからニースまでの電車も、
時刻表通りではないことを見越し、
かなり余裕をもって出発。
TGVのニース駅発は、午後1時53分。
あわよくば、
ニース駅から程近い…
マティス美術館にも行きたいね!と話していましたが、
スーツケースを預かってもらえるか?
情報が得られないままニース駅着。
駅員さんをつかまえて、チケットを見せて、
本当に、このTGVが動くかを確認。
大丈夫なようで、ひと安心です!!
スーツケース一時預かり場所がある筈!と、
ウロウロとしていたら、発見!!!
時間も余っているので、そこへ預けて、
マティス美術館へ行くことに決めました!
ニース駅中央広場に向かって、
右手側を行くと ( 東ホール側だと思う )
↓ 荷物預かり所のマーク!
SNCF(フランス国鉄)のHP
上記にも、記載有ったので、
詳しくは、リンクを参照してみてください。
フランス語ですが、翻訳かければ、
何とか意味は理解できます。(^-^;
↓ 荷物預かり所内部。
↓ 料金表。
私達もかなりこの情報を探したのですが、見つからなかったので、
旅の備忘録として、この情報をUPしておきますね。
( ※ 2018年6月の情報です )
荷物を預けて身軽になって、
マティス美術館へ急ぎます。
時間の限られているこんな時は UBER が便利。
UBERについて書いた記事があるので、
ご興味のある方は そちら を読んでください…
( ↑ いいひブログ過去記事にリンクします )
UBERアプリを立ち上げて調べると、すぐに来てくれそう!
↓ その時のスクリーンショット。
↑↓ 担当ドライバーの顔、車、実績、評価などが記載。
何処に居るのかも、アプリ上の地図で分かるようになっていて、
安心して使えました。
↓ 走っている時も、位置情報で自分が居る場所が分かります。
UBER利用のお蔭で、かなり時間が節約。
行ける!と判断して30分後には、マチス美術館に到着♪
本当は、ヴァンスのロザリオ礼拝堂に行きたかったのですが、
欲張りすぎても…ということで、今回は旅程から外していて。。
マティス美術館も無理か…
と思っていたのが実現出来て、本当に幸運でした。
↓ 入口付近に、晩年の大きな作品群が展示。
↓ タペストリー。
↓ 奥さんや愛人をモチーフにした女性像が多いとか。
↓ 初期の頃の静物画も素敵♡
作品もさることながら、
この美術館の空間が気に入りました。
明るくてのびやかな印象。
邸宅を改装した美術館らしいので、
こじんまりとした心地よさがあるのかもしれません。
特に、黒白のタイル空間。
ほぉ~♡と、佇んでいたら、
スピカさんに、
出美さん、この感じ好きでしょう?と、
云われました。。
はい(笑)好きです!!
床タイルもパチリ☆
旅で出合った空間や素材感。
五感で覚えて得たものが、
自分自身の設計力の抽斗に仕舞われて、
いつかの設計で現れてくるのかな♪
そうなると良いなぁと思って旅をしています。
そんな想いを以て、
ふたりとも、しつこく観てしまう方なので、
うっかりして遅れないように、アラームをかけての見学。
あっという間でしたが、売店での買い物も楽しめ、
後ろ髪をひかれつつも、マティス美術館を後に。
美術館に隣り合った公園は、
古代円形闘技場の跡らしい!
普通に公園として使われていて…
この時は、ヨガレッスン中でした。
公園の緑の木々…
明るい日射し…
子供達の笑い声…
この日は土曜日。
ニースの休日の暮らしのひとコマに触れられて、
良かったなぁと思いました。
帰りもUBERで、スムーズにニース駅着。
時間が余ってカフェでお茶する位の時間有。
ただし、ヨーロッパの鉄道は、
発車時間が間近にならないと、
出発ホームが表示されないので、
お目当ての列車の時間が近付くと、
みんな電光掲示板の前で待機。
中央広場に行くと、やはり、ストライキの影響か?
人がごった返していました。
電光掲示板にホームが表示された途端、
みんな、ホームへ向かって走ります。。
↓ スピカさんがその時を撮っていてくれていました(笑)
伝わるでしょうか?
このセカセカ感。。。(笑)
何度か経験しましたが、慌ただしくて嫌いです。。
何とか、TGVに乗車出来ました!!
私達の車両は、ニース駅を発車した時点では、ガラガラ。
ゆっくりと朝作ったサンドイッチと珈琲を楽しんだ後は、
車窓を眺めつつ、ふたりとも、熟睡。。
↓ 乗り過ごすことなく、アヴィニョン駅に到着!!
モダンで素敵な駅舎でした!
アヴィニョン駅では、ストライキの影響で、
足止めを余儀なくされた人達が沢山。。
送迎を頼んで本当に良かったと、心から思いました。
シャンブルドットのオーナーDさんとも無事に会えて、
リル・シュル・ラ・ソルグの街へGo♪
さぁ、南仏旅後半…
プロヴァンス編のスタートです!!
次回 は、素敵なシャンブル・ドットでの夕食のことを…
2/9(土)更新予定。
どうぞ、お楽しみに♪
( 文責;牛尾出美 )