秋晴れの2019益子陶器市へ♪_暮らしと器の愉しみ
益子陶器市2019年秋レポ。思い立ったが吉日ということで、陶器市最終日へ初めて足を運びました!素敵な出合いがたくさんあった楽しすぎた一日…当日出合えた作家さん達のことや暮らしの中に来た器たちのことを綴ります!
Posted on 2019/02/24
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マルシェと蚤の市を歩いた日曜日の午前中。
( 前回は、ここまで )
オーナーのおふたりのお蔭で、街歩きの勝手がわかったので、
一度、荷物を置いて、ふたりで再度マルシェ歩き♪
人手がさっきよりもスゴイ!
観光客も増えたようで大混雑。
マルシェの熱気にのまれながら、
お目当てのトルション(キッチンクロス)や、
マルシェかご、オリーブの木のカトラリーのお店をみたりしていたら、
あっという間に時間が経ってしまいました。
そろそろおなかが空いたね!…と、
食材を買ってシャンブルドットへ戻ることに。
帰る途中の広場は、休日をくつろぐ人達の幸せな空気感♪
十分にマルシェを満喫したので、
午後は、ブロカント市とアンティークショップ巡りと思っていましたが、
私達がシャンブルドットに着いた途端に、
バケツをひっくり返したような大雨。。。
傘を持たずに歩いていたので、本当に幸運でした♪
↓ 買ってきた食材を切って並べるだけの簡単ランチ。
泡と美味しいパンとチーズとハム。
素材が美味しいので、それだけでも十二分に満足。
雨音を聞きながら、しばしまったり。
旅疲れも出てくる頃なので、
くつろげる部屋で身体を休められて、ヨカッタです。
明日は、チャーターをお願いしているので、
その相談もあって、おふたりを訪ねました。
↓ 二階への階段。リビングへのドア。
蹴上に貼られたタイルが可愛い!!
このシャンブルドットは、
1階が宿泊客のエリアで、2階がリビングとキッチン、3階がプライベートエリア。
↓ リビング♪
↓ 薪ストーブもある素敵な空間♪
雑談をしながら、
午后歩く予定だった、アンティークショップやブロカント市に、
この雨で行けなくなってしまって残念です…と、話すと、
町田さんが、ご自身のコレクションを見せてくださいました!
戸棚の棚板に貼ってあるクロスが素敵♪
もう目が爛々。(笑)
お聞きすると、譲ってもらうことも可能だそう。
既に町田さんの審美眼で選ばれたモノ達なので、
ブロカント市などで買うよりも、安心して選べます♪
私もスピカさんもいくつかを連れて帰ってきました。
話は、ブロカントからインテリアの話にも及び、、
このシャンブルドットのリノベーションに奮闘されたこと等を、
楽しくお聞きすることが出来ました。
リネン類やブロカントを販売するWEBショップも、
期間限定で開くこともあるそうで、
そこで扱うものなども見せていただきました。
サシェも、マルシェのモノとは違いますね。。。
上質な生地やレースで作られていて、
香りもうっとり。。本当に素敵。。
一日の終わりにクローゼットにこれがあったら癒されそう♡
連れて帰ってくればよかったな。。
丁寧に暮らすことへの憧れが募ります。
フランスは、お嫁入りの際、
リネンをたっぷりと持っていくのが、
昔ながらの習慣だそうです。
なので、ブロカントとして蚤の市に出ていることも多く、
町田さんが集められたイニシャルが入ったリネン類など、
素敵なモノをたくさん拝見!
↓ そして、なんと!カーテンも販売されているそうです♪
仕事柄、カーテン類に触れることも多いですが、
丁寧に縫製されたものだということが分かります。
レースやモノグラムをあしらうデザインもオーダーできるようで、
世界にたったひとつの自分のお気に入りが作れますね。
うっとりと眺めました。。(≧▽≦)
リノベーションの話から、
オウチ探訪もさせていただき…
↓ ダヴィットさんのキッチン。
つくっている最中のお話を聞くと本当に面白くて、
いつかぜひ、南仏でのおふたりのリノベーション記を、
素敵な写真入りで出版してほしいなぁとお願いしてきました。
いつか、きっと本になるでしょうから…(←願望)
その時の楽しみに、ここではこの位にしておきますね(*^-^*)
アペリティフの時間もすごく楽しかったな。
フランス人にとって、「アペリティフ」(食前酒)は、
友人とのお付き合いに欠かせないことのようで、
気軽に招いたり招かれたりするそうです。
人をお招きして…となると、
どうしても頑張ってしまうのが私達日本人ですが、
こんな感じ、自分の人生でも出来たらいいなぁと感じました。
( なかなかムズカシイですが…( ;∀;) )
町田さんの著書、
( ↑ amazonにリンク )
に、その辺り、詳しく綴られています♪
タイトルはキャッチ―ですが、
深くて得るものが多かった一冊。
私も、こちらで譲っていただき、帰りの飛行機で一気読み。
この旅時間で触れられたフランス人のライフスタイルを、
更に深掘りできました。
調和と生真面目を美徳とする日本人ですが、
それとは正反対な個人を大切にする仏人の生き方は、
目からウロコ的な発見も有り、
これからの自分の生き方にも影響してくれそうな感じ。
この旅の良い記念の一冊になりました。
雨が止んだので、街歩きへ♪
↓ リルの町でのひとこま。
寄り沿い合う年配のご夫婦。
凛として素敵な奥さまがフランス人的に感じました。
愛されている自信が、女性を美しくさせるのでしょうね。
レストラン以外、お店は閉まっていましたが、
かえって、じっくり見られた気がします(*^-^*)
閉店しているのに、店外に無造作に積まれた商品たち。
日本でもアンティークマーケットに足を運ぶことが多い私。
なるほど、こういうトコロからやってくるのねぇ…と。。(笑)
↓ 菩提樹の花が満開。
雨上がり、夕刻の町は、リンデンのアロマに充ちていました(*^-^*)
↑ こんな樹の下での食事も楽しそう♪
あんなに賑やかだった街が静かになって、
のんびりと、この美しい水辺の町の空気感を愉しみました。
夜は、旅先オウチ呑み♪
ビールで喉をうるおしてから、
ロゼのスパークリングワイン。
ラディッシュとチーズとハムにディルを添えた一皿と、
メインは、マルシェで買った鶏の丸焼き。
デザートには、瑞々しい苺。
コンロは使えないので、切って並べただけですが、
鶏の丸焼きから出るジューシーな肉汁がジャガイモに染みて、
しみじみと美味しかったです(*^-^*)
雨に降られてしまった午後でしたが、
そのお蔭で得られた素晴らしい時間♪
その幸運を喜びあいながら、
美しい水辺の町での日曜日を終えました。
次回 は、プロヴァンスの美しい村巡り♪
3/2(土)更新の予定です。
どうぞお楽しみに…!!
( 文責:牛尾出美 )